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幼稚園からのおしらせ

2011.05.20  今回の大震災を受けて

今回の大震災を受け、カトリック教会も大規模な支援活動を展開しています。札幌の教会も岩手県宮古市にサポートセンターを設け、北広島からもボランティアが行って活動を続けています。その中で報告されたことですが、震災直後のボランティアの受付が個人ではなく団体に制限されていた頃、北海道の教会のグループが登録して活動を始めたところ、「宗教グループだ、あいつらは自己目的でここにきている」という目を向けられたそうです。残念ながら、こちらにその意図がなくても、一般の人たちがそのような目で宗教グループを見ていることは謙虚に受け止めなければなりません。確かに、そう取られても仕様がない振る舞いを阪神淡路大震災の時に多くの宗教グループがとっていたのです。支援と称して布教活動をしていたのです。復興支援が宗教団体の自己目的であってはならないということは、活動する者が肝に銘じておくべきことであり、そのような臭いを少しでもかもし出さないようにしなければなりません。

一月の巻頭減に紹介したフィリピンの2歳半の女の子。彼女は自分のデザートの半分を、まだ貰っていないより小さな子に分けてあげる優しい心を見せてくれました。誰かから指示されたわけでもなく、誰かに褒められるためでもなく、ただ心に感じるままに深い共感を覚えそれを実行に移したのです。これ自体人が生まれながらに持っている宗教的ともいえる行為なのです。

全国から集まっているボランティアたちの動機もこの延長にあるものと言えるでしょう。他者の痛みに対する深い共感が何の見返りも求めずに何かをせざるを得ない気持ちにさせるのです。これ自体十分宗教的なものと言えるでしょう。宗教団体がボランティアをするのは、宗教としての特別の行為ではなく、宗教的に作られている人間の当然の行為なのです。ですからことさら特別に自分の教派が善業をしているなどと他にアッピールする必要はないのです。

実際、ボランティアを希望して受け入れてくれる団体をネットで調べたキリスト教の信者ではない人たちが宮古の教会サポートセンターに登録して活動をしています。